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ケロッピー前田(前田亮一)

身体改造ジャーナリスト/ライター/写真家

1965年、東京都生まれ。白夜書房(のちにコアマガジン)を経てフリー に。世界の身体改造の最前線を日本に紹介し、その活動は人気テレビ番組『クレイジージャーニー  』で取り上げられ話題となる。編著書に『クレイジーカルチャー紀行』(KADOKAWA)、責任編集『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)、『縄文時 代にタトゥーはあったのか』(国書刊行会)など。最も過激な身体改造本『モドゥコン・ブック 増補完全版』(シャノン・ララット著書 ケロッピー前田訳)を6月1日発売予定!

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ケロッピー前田(前田亮一): TeamMember
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あなた自身のパンドラの匣を開けろ!

「アートにみるフェティシズムとディシプリン」展に寄せて

「マーカーペン(marker)を与えられた子供が最初にやりたくなったことは、紙の上でなく、自分の肌の上に絵を描くことだった」




そんな一文から、シャノン・ララットの『モドゥコン・ブック』は始まっている。


この本は、最も過激な身体改造の実践者たちが集まった世界大会の報告書である。この言葉に込められたのは、ピアスやタトゥーを含む身体改造は単なるファッションではなく、性的アイデンティティに関わるもので、それは人間の原初的な願望であるということだ。




今回の展示では、ケロッピー前田の写真作品シリーズ「トレパネーション」「ベーグルヘッド」「クレイジージャーニー」からそれぞれ作品を出品する。そして、何といっても『モドゥコン・ブック 増補完全版』を手に取って、そのページを開いて欲しい。




2002年、私はシャノンの自宅で出来立てホヤホヤの『モドゥコン・ブック』のページを開くという幸運に恵まれ、そのことが日本での出版につながった。長らく品切れになっていたその本はほぼ20年間のブランクを経て、2022年6月、最新情報を増補して完全版として復活した。




シャノンは第2版にあたって、「この本は特別な時期の記念碑(marker)である」と書いている。あなたはこの「marker(記念碑=モドゥコン・ブック/マーカーペン)」を手に取って何をするだろうか?




今回の展示で人生が変わるような衝撃的な何かを見つけてもらえると嬉しい。




あなた自身のパンドラの匣はあなた自身で開けるべきである。




ケロッピー前田

ケロッピー前田(前田亮一): 概要
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